爪白癬治療薬まとめ

爪白癬治療薬のまとめと特徴

 

〇内服

①イトラコナゾール

400mg/日を食直後に1週間投与,その後3週間休薬。これを1サイクルとし,3サイクル実施。併用禁忌・注意薬多し。比較的短い治療期間となる。

②テルビナフィン

125㎎/日の6カ月間連続内服。定期採血必要。シクロスポリンなど併用注意薬あり。

治療期間が長くなるため、患者のアドヒアランスに左右されやすい。

③ホスラブコナゾール

100㎎/日を12週間投与。肝機能障害生じる可能性あり、適宜血液検査を。

ワーファリン、シンバスタチン、ミダゾラム併用注意。ワーファリンは作用増強の可能性あり、PT-INR測定を。

 

〇外用

エフィナコナゾール

ルリコナゾール

 

 

 

 

 

日本皮膚科学会皮膚真菌症診療ガイドライン 2019より引用